風呂敷は復旧するか果敢に挑戦

風呂敷と言われるものは比較的種子が古く、明治時代や江戸時代などもよく利用されていましたが、実はそれ以前に利用されているケースが少なくありませんでした。

具体的な場所で利用されると言うわけではなく日本全体で利用されていたわけです。何かものを包むときには、現在ではバッグやカバンと呼ばれるものがありますが、当時はなかっただけわけです。

時代の進歩とともに、そして文化を吸収するときにカバンやバックと呼ばれるものが流通してきましたが、これは明治時代になってからのものです。
もちろん、江戸時代の終わりぐらいから持っていた人もいるかもしれませんが、市民はほとんど持っていませんでした。

京都のれんは、この辺に注目したわけです。現在では無理風呂敷を使われていないものの、時代とともにこのようなものが伝えていくのはもったいないと考えたわけです。そこで、これを普及させることを果敢に挑戦することにしました。

1つのポイントとしては、やはりリサイクルできるというのが大きな魅力かもしれません。カバンやバック等もある程度使うことができますが、風呂敷はさらに耐久もそれなりに高いといえます。

しかも、折りたたみ安いのも大きな魅力の1つと言えるでしょう。カバンや
バック等は折りたたむことができないため苦労する部分があります。

風呂敷の魅力を知っておきたい

風呂敷の魅力は一体何でしょうか。

具体的にどのような特徴があるかを見ていきましょう。例えば非常に折りたたみがしやすいことです。折りたたみがしやすいと言うのは要するに、簡単にしまうことができることでしょう。

ポケットにしまえる

1枚の正方形になりますが、比較的大きな布切れのため、ポケットなどに入れることができます。内ポケットならばほとんど目立つことがありません。一方でカバンやバック等は、必要ない時は簡単にしまうことができません。

現在ではエコバックと言う形で流通していますが、どちらかと言えばふろしきをモチーフにした考え方が多いようです。つまり、どこでも畳んで持ち運びが楽です。

このように考えると、そのメリットは計り知れないかもしれません。後は、エコに良いと言うことかもしれないです。知らず知らずのうちに環境問題に取り組んでいることになるのではないでしょうか。

お買い物にも最適な結び方!

2018年度から、日本国内では買い物をしてもスーパーなどでは袋を無償配布しなくなりました。プラスチック製ゴミの削減のためであり、大半の方はご自身でマイバッグを持参されています。

色んなバッグが販売をされていますが、そのなかでも高い人気を誇っているのが風呂敷です。以前から冠婚葬祭のシーンで利用をされていたアイテムで、無地風呂敷なら100円ショップや呉服店でも買い求めることが可能。

洋服などのポケットに入れて持ち歩けるため、エコバッグの代用品になさる方も多くなりました。はじめて無地風呂敷を手にした場合、どうやって物を入れたらいいのかと悩まれるものです。

いろんな結び方で利用するものですが、ここではもっとも難易度が低い方法をご紹介しましょう。それは真結びであり、単なるかた結びと称することが可能です。

まず無地風呂敷を大きく開いて、その真ん中に品物をセッティングします。ケーキの箱やアップルパイなどの立体物でも可能で、その両サイドの端をもって軽く結びます。さらに対になるコーナー同士の布を合わせる前に、一度先に閉じた下に角をくぐらせてから硬く閉じで完了です。お子さんでも出来る方法になります。

お酒を包むに適したスタイル

無地風呂敷はとても万能な品物で、立体の品物以外でも風呂敷に包んで持ち運ぶことが可能です。冠婚葬祭の冠婚のシーンで多用されるのが赤・朱色の無地風呂敷で、おもに結納や引き出物をくるむのに活用をしています。

お酒包み

日本酒やワイン・ウイスキーなどのお酒類を持参なさる方も多いでしょうが、その際も無地風呂敷を活用することができます。なお、このお祝いの席では必ずある結び方をしないといけません。それはひとつ結びと呼ばれる
スタイルで、非常に縁起がいい使い方と言われているからです。

簡単にひとつ結びの概要を解説すると、2つのコーナーを真一文字にするのがポイント。結婚をイメージする用い方で、絆が強まった証を表現しているのが使われている理由です。日本酒のビンを包むことを事例にすると、まず2本のビンを真横に寝かせて、いちど無地風呂敷で全体を包んでしまいます。

その後、2本が横並びになるようにして立たせて角を硬くひとつ結びをして
完成です。ここで注意をしないといけないのは、結び目が弱いので持ち歩くときは片手を添えて支えないといけません。片手で持ってしまうと、ほどけて中身が落ちる可能性があるため気を付けることです。

おしゃれでかわいい布製品が大集合

和の質感を大事にしつつも、おしゃれでかわいいふろしき・COHARE-KOMONを製造および販売しているのが京都のれん株式会社です。

京都市は中京区三条通に本拠を構えており、上質な布製品をユーザーに届けています。ふろしきだけでなく暖簾やのぼり旗、横断幕など実に
京都らしい質感・落ち着きと、愛らしさを同居させたデザインが魅力です。

手掛ける製品は再生素材を用いており、地球に優しい製品であることが特徴です。しかしエコなだけではなく、思わず手に取ってしまうかわいらしさや日常に彩りを与えてくれるアイテムをリリースし続けているのも人気の理由と言えるでしょう。

動物たちをピックアップしたCOHARE-KOMONシリーズだけでなく、他にもふろしきの製品ラインを取り揃えています。シックな色味にポップなデザインが美しく映えるOyatsuDokiシリーズ、対象物を別のものに見立ててセンス良くデザインされたMitateMoyouシリーズなども人気です。プレゼントや借りたものを包んで渡すのはもちろん、ふろしきそのものを贈り物にしても喜ばれます。

お弁当箱を包んだり、買い物の際のエコバッグ代わりにしたりと生活に潤いを与えてくれる素敵なアイテムです。

風呂敷の使い方

エコな布地に映えるきつねと椿

京都のれん株式会社のふろしきの中でも人気のあるシリーズ、COHARE-KOMONは昔話に登場するような身近な動物たちが彩るアイテムです。遠くから見た感じでは無地のようですが、近くでよく見ると動物と植物のモチーフが踊っている愉快なふろしきです。

不要なペットボトルを溶かした樹脂で作ったペット再生繊維を99%使用しており、非常にエコな製品となっています。撥水機能を付与しているため、生鮮食品の買い物や雨の日にも手軽に持ち歩けます。

きつねと椿柄風呂敷

和のテイストにかわいいイラストの柄が映える、「きつねと椿」は人気製品の1つです。身体を横に傾けつつも顔を正面に向けるきつね、あちこちに咲き誇る椿のコントラストが実にキュートです。

自然なテイストのイラストであり大人はもちろん、お子さんにも愛されるデザインとなっています。大きさは50cm四方の小サイズと、100cm四方の3巾の2種類が用意されているので用途に応じて選ぶと良いでしょう。

この他にも布の上をかわいく駆け回る「ねずみと梅」や、少し渋く決める「やもりと藤」などさまざまなバリエーションが販売されています。色んな大きさや柄を購入して、その日の気分で使い分けるのもおすすめです。