お買い物にも最適な結び方!

2018年度から、日本国内では買い物をしてもスーパーなどでは袋を無償配布しなくなりました。プラスチック製ゴミの削減のためであり、大半の方はご自身でマイバッグを持参されています。

色んなバッグが販売をされていますが、そのなかでも高い人気を誇っているのが風呂敷です。以前から冠婚葬祭のシーンで利用をされていたアイテムで、無地風呂敷なら100円ショップや呉服店でも買い求めることが可能。

洋服などのポケットに入れて持ち歩けるため、エコバッグの代用品になさる方も多くなりました。はじめて無地風呂敷を手にした場合、どうやって物を入れたらいいのかと悩まれるものです。

いろんな結び方で利用するものですが、ここではもっとも難易度が低い方法をご紹介しましょう。それは真結びであり、単なるかた結びと称することが可能です。

まず無地風呂敷を大きく開いて、その真ん中に品物をセッティングします。ケーキの箱やアップルパイなどの立体物でも可能で、その両サイドの端をもって軽く結びます。さらに対になるコーナー同士の布を合わせる前に、一度先に閉じた下に角をくぐらせてから硬く閉じで完了です。お子さんでも出来る方法になります。

お酒を包むに適したスタイル

無地風呂敷はとても万能な品物で、立体の品物以外でも風呂敷に包んで持ち運ぶことが可能です。冠婚葬祭の冠婚のシーンで多用されるのが赤・朱色の無地風呂敷で、おもに結納や引き出物をくるむのに活用をしています。

お酒包み

日本酒やワイン・ウイスキーなどのお酒類を持参なさる方も多いでしょうが、その際も無地風呂敷を活用することができます。なお、このお祝いの席では必ずある結び方をしないといけません。それはひとつ結びと呼ばれる
スタイルで、非常に縁起がいい使い方と言われているからです。

簡単にひとつ結びの概要を解説すると、2つのコーナーを真一文字にするのがポイント。結婚をイメージする用い方で、絆が強まった証を表現しているのが使われている理由です。日本酒のビンを包むことを事例にすると、まず2本のビンを真横に寝かせて、いちど無地風呂敷で全体を包んでしまいます。

その後、2本が横並びになるようにして立たせて角を硬くひとつ結びをして
完成です。ここで注意をしないといけないのは、結び目が弱いので持ち歩くときは片手を添えて支えないといけません。片手で持ってしまうと、ほどけて中身が落ちる可能性があるため気を付けることです。